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樹脂、シリコン、染料など
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How to12

ミニチュアグラスやボトルの作り方

樹脂とはこういうものです。 サンプル画像


グラスの作り方
最近ミニチュアやドールハウスをお作りになる方が増えました。 そうした方からよくグラスやボトルの作り方を聞かれます。
そこで特別編としまして、その作り方をご紹介しましょう。 簡単ですからご安心くださいね。

型はシリコンがいいですね。 絶対にシリコンがいいです。 ブルーミックスは向いていません。

ではまずグラスの型についてご説明しましょう。 型の取り方はHow to 2、7、8、9をご参照ください。
作りたいグラスの形によって、下の図1、2のように二つに分けることができます。 口が開いている形のほうがちょっと手間が必要だということですね。
図1の空気穴はあったほうが取り出しやすいのですが、なければいけないというものではありません。
図3はここまでやる必要なないと思いますが、この型の利点は成型品が取り出しやすい点ですね。
こうして図にしますと簡単に作ることができる、ということがよくわかると思います。



立体物の型取りや成型は、文章の説明ではわかりにくくむずかしいですよね。
「Let’s make!6」でミニチュアグラスの作り方を、画像でくわしくご説明していますから、よろしければそちらもご覧くださいね。

ボトルの作り方

中が空洞のボトルなどを作るには、ちょっと手間が必要です。 が、それほどむずかしいことではありませんよ。
たてふたつに割ったような原形を作り、型を取って成型し、あとで貼り合わせます。 むずかしそう〜〜〜と、思わないで!大丈夫できますから。
原形を作るにはアクリルやプラスチック、ビニールの管をホームセンターなどでお求めになるか、ボールペンなどの軸を利用して作るといいですよ。(図→) ほかにも作り方はありますが、これが一番きれいな原形を作ることができると思います。
管やアクリル板などを切ったり削ったりして作ったパーツを接着して、つなぎ目をパテでうめてサンドペーパーで滑らかにし、ラッカーでツヤを出して原形の完成です。
形が直線的でおもしろくない場合は、固形のパテで肉付けをするといいでしょう。
できたら両側作ったほうがいいでしょうね。 原形作りの段階で、合わせたときにいびつな形にならないようにしたほうが、あとの作業が楽ですから。
原形作りの材料は使えそうなものならなんでもいいんです。 その気になって探せばいろいろとあるもんですよ。

成型品を貼り合せるには、エポキシレジンを接着剤代わりに使うと、完全に一体にくっ付けることができますよ。 型に流し入れたときに少し取り分けて、容器の口をラップしてかたく輪ゴムで止めて、冷凍庫にしまっておくと保存できます。 使う場合は室温で解凍してから使いましょう。



成型の仕方、注意点

さて原形が完成し、シリコンで型を取ったら成型してみましょう。
ふたつの型を合わせて成型する場合は、図のように輪ゴムを使います。 大きい型ですとクランプという器具が必要なのですが、ミニチュアの場合は輪ゴムでOKです。



ミニチュアの場合型が小さいですから、レジンが表面張力のために流し入れにくいです。 爪楊枝などでレジンを取り、型に入れる、というよりのせます。
うまく型の中に入っていかない時は、ドライヤーで温風を吹きかけるといいですよ。 レジンがやわらかくなって流れ込みやすくなります。 一度に流し入れようとすると空気を巻き込むことがありますから、少しずつ入れていきましょう。 エポキシレジンは作業時間が長いですから、あわてなくても大丈夫ですよ。
あとは固まるのを待つだけです。 速く固めたい方は、この前のHow to 11をご参照くださいね。



以上です、実に簡単でしょ?
「むずかしそう」と思うとうまくできませんから、「失敗してもいいや、楽しもう」と思って作業をしましょうね。 そうすればきっとうまくできますよ! 楽しみながらがんばってくださいね!


エポキシレジンの気泡の抜き方
みなさんからのご質問で多い、「エポキシレジンの気泡の抜き方」についてご説明しょう。 ミニチュアをお作りになる場合、混ぜ合わせるレジンの量は、ほんの少しのことが多いと思います。
少しの量のレジンを混ぜ合わせる時に、割りばしや爪楊枝などの細いものを使いますと、レジンの中に細かい気泡がたくさん入ってしまいます。 ですから少量でもゴムヘラをお使いになった方がいいと、私は思います。 ゴムヘラでゆっくりと混ぜ合わせましょう。
それでも気泡は入ってしまいます。 まずはそのまま5〜10分程置いて、自然に気泡が抜けるのを待ちます。
次にドライヤーで少し温めてみましょう。 それでかなりの気泡が抜けるはずです。
それでも小さな気泡が残る場合は、お茶パック、ストッキング、薄い布、紙などで漉しましょう。 これで完全に気泡を抜くことができますよ。 私としましては、あらかじめ漉すことを考えて、混ぜ合わせるレジンの量を、少し多めにしておくことをおすすめします。 お茶パックや布などがレジンを吸ってしまいますからね。
こうしてレジンを漉す場合、針金で金魚すくいのような輪を作り、その輪にお茶パックや布、紙などを付けて漉すといいですよ。 また漉す時にドライヤーで温めますと、レジンがさらっとやわらかくなって漉しやすくなります。 直接型に流し入れるのはむずかしいですから、別の容器に入れて、それから型に流すようにしましょう。

そのまま流し入れるよりもレジンを消費してしまいますが、気泡の入ったグラスをたくさん作るより、多少レジンを無駄にしても、気泡のないきれいなグラスを作った方がいいと思いますよ。

この「レジンを漉す」という技法は、染料が溶けきらない時にも使えます。




また、エポキシレジンには低粘度のものや、比較的硬化時間の早いものもありますが、私が使ってみたかぎりでは、低粘度といいましても、私が扱っているものとほとんど変わりがありませんでした。 それから硬化時間の早いものは、気泡が抜けきらないことが多く、接着剤として使うのでしたら有効ですが、成形するのには向いていないと思いました。
結局は 「ゆっくり丁寧に混ぜ合わせる」ことが大切であって、エポキシレジンの違いは、あまり関係はないと思いますよ。

なにかご質問がありましたら、いつでもご遠慮なくメール掲示板でおたずねくださいね。 私にわかりますことなら、どんなことでもお答えしますよ。