![]() |
シリコンは保管しておきますと、重力によって成分の一部が徐々に分離して沈殿していきます。 これを防ぐためには、数日から1週間に1回くらいの割合で、容器の上下をひっくり返して、沈殿させないようにする必要があります。 そのまま置いておきますと、1ヶ月くらいで左の図のように1センチほど成分が沈殿し、粘土状になってしまいます。 このように分離してしまったかたまりは、沈殿して間もない場合は、よく混ぜ合わせることで型取りに使用できることもありますが、2ヶ月以上経ってしまったものは、たとえ混ぜ合わせたとしても、沈殿した成分が完全に混ざり合うことはなく、粒状に残ってしまいます。 そうした粒には硬化剤が入り込まないため、粘土状のままで固まることはありません。 その状態で型を取りますと、固まったシリコンの中に、ところどころ固まっていない粘土状の成分があるため、きれいな成型品を作ることができません。 コンスタントにシリコンが売れているショップや売り場なら問題ありませんが、仕入れてから何ヶ月も陳列されているようなシリコンでは、その種類にもよりますが、分離沈殿してしまっているとお思いになって差し支えありません。 中には3層に分離していて、まったく使えなかった、というお話をお聞きしたこともあります。 しかし製造年月日が記載されていないので、いつ作られた製品なのかを調べることができません。 |
| シリコンは創作におきましてとても高価な素材ですので、少しでも無駄にしたくないものです。 私のように作品の販売をしてきた者にとりまして、シリコン型にかかるコストが商品の値段に影響してきますから、分離沈殿しないように、こまめにひっくり返すことがクセになっています。 当ショップで販売していますシリコンは、一度に大量仕入れをしないで、毎月2〜3回に分けて仕入れ、在庫してありますシリコンも分離しないように気をつけています。 また、当方で小分けしています200gセットは、発送の直前に取り分けてお送りしていますので、安心してご利用くださいね。 |